即位礼正殿の儀で感じた、祖先崇拝と先祖供養の日本の美しい文化、そしてお墓参りのこと。

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即位礼正殿の儀で感じた、祖先崇拝と先祖供養の日本の美しい文化、そしてお墓参りのこと。

2019.10.25

このたびの台風19号により被災された方々には、謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
　
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昨日、10月24日（木）は二十四節気の「霜降（そうこう）」でした。
「北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。野の花の数は減り始める、代わって山を紅葉が飾る頃である。」とされ、いよいよ秋が深まってくるのを実感する時期ですね。
そんな今週、先日の22日（火）は新天皇陛下のご即位をお祝いする「即位礼正殿の儀（そくいれいせいでんのぎ）」でした。
日本人として感慨深く、テレビ中継やニュースなどを見させていただきました。

▲即位礼正殿の儀の様子（上記２点の写真 FNN.jpプライムオンラインより引用）

天皇陛下とは日本人にとってどんな存在なのでしょうか。
日本人が古来より大切にしてきた「和の精神」と「祖先崇拝」。
そこから見えるお墓文化のことを今回取り上げたいと思います。

天皇陛下の存在と先祖供養。

大サバちゃん！　すめらぎいさかや！（天皇弥栄）

え？　するめイカ？？

こらこら。このおめでたい祝詞（のりと）に、するめイカとは何ごとかね。
そんなんだから、手術が嫌で逃げ回っていた虫垂炎（腹膜炎）が再々発して入院する羽目になるんだよ。
手術室に入る前、前回診てもらった外科の先生に「今度は逃げれませんでしたね（ニヤリ）」と言われて観念したらしいじゃないか。
三度目の正直でようやく、手術して切除できたんだって？

内幕を明かさないでくださいよ！

まぁ、そんな君のしょうもない武勇伝（？）はいいとして。
天皇弥栄（すめらぎいさかや）とは、奈良時代より以前からあった「大和言葉」で、天皇の御代が末永くますます繁栄しますように、という意味だよ。

そういう意味なんですね。
天皇陛下は憲法にも「日本国の象徴」とありますが、どういう存在なんでしょうか？

ここからは、病気・怪我とは無縁の男、ミスター筋肉のムラタマンが解説しよう！
「即位礼正殿の儀」でも天皇陛下が「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら…」と宣明されたように、憲法にも「日本国及び日本国民統合の象徴」とされている。
日本は天皇陛下という「権力」と分離された「権威（敬愛や尊敬の念をもたれる）」がある、世界でも稀有な国なんだよ。

そう、日本の皇室は2000年以上続くといわれる「世界最古の王朝」とされ、そのことが世界の国々から敬意と憧れを持たれているんだよ。
歴史が長い国はほかにもあるけれど、国名が変わらずひとつの国として突出した歴史を持つ国は日本以外にはないんだ。そしてその歴史の中心にいたのが天皇と皇室なんだよ。
　
世俗の権力から一定の距離を置き、ひたすら国民の安寧を祈り続ける天皇は祭祀王（さいしおう）であり、いつの時代も天皇は国民から敬愛されてきたんだ。
天皇陛下が行う宮中神事そのものが先祖供養・祖先崇拝の儀式なんだよ。

春分の日（春季皇霊祭）、秋分の日（秋季皇霊祭）はその名の通り皇霊をお祀りするもの。神嘗祭（かんなめさい）は天皇陛下が五穀を日本神話の様々な神々に捧げて豊作を感謝するもの。
新嘗祭（にいなめさい）は初穂を天照大神に捧げるという神事で、これらはすべて先祖供養と言える。

さすがは村田営業部長。ムラタマンとは、体の鎧だけでなく、厚い知識の鎧をまとう、文武両道の頼れるキン肉マンだね！
フェアでは子どもたちから「脱いで〜」と、大人気だっただけのことはある。

いつもながら魅力がだだ漏れてしまい、申し訳ございません。
この筋肉と一緒で、あふれる知識が隠しきれないもので…。

小野社長！今日もキリッとした顔立ちに、控えめながらキラッと光るセンスの良い服装、そしてムニャムニャ、モミモミ…（ゴマする音）。

はっはっはっ。大サバさん、ごまのスリすぎで、ごまがベタベタするように、今回の手術で取ったはずの膿が出てきてお腹の中にベタベタくっついてしまい、また入院では困るよ。
サバ缶ダイエットもいいけど、もっと内蔵をいたわってあげないとダメだね（笑）

は、はい…。申し訳ありません（汗）

祖先である皇霊に、国民の安寧と世界の平和を祈る天皇陛下に対し、お墓参りでご先祖様に「新しいカメラが欲しいです」なんて報告する自分が恥ずかしくないかね。
日本人としてもう少し誇りをもって、せめて家族の幸せを実現するためにご先祖様にお願いすることだよ。

あんまり責めないでください…（汗）
お腹がまた痛くなってきました（汗）

自然を、祖先を、親を、周囲の人を大事にしてきた日本人の「和の精神」

今回の「即位礼正殿の儀（そくいれいせいでんのぎ）」を通じて、改めて自分が日本人としての誇りと、そして日本人が古来より大切にしてきた祖霊崇拝・先祖供養という文化を理解することができました。

今の生活があるのは、ご先祖様をはじめ、両親のおかげであると同時に、周囲の人たちに助けられ、大自然の恵みをいただいてきたおかげでもあります。
常に感謝の気持ちを持ち、他者を尊重し、世のため人のために役に立つために自らを磨き、いざとなったら公のために尽くせる人になることの大切さが、今回の天皇陛下の「即位礼正殿の儀（そくいれいせいでんのぎ）」で勉強することができました。