スタッフブログ

コロナの先の世界へ。「ハチクマに学ぶ、共存と助け合う術」からの、ほっこりした小話。

新緑の美しい季節ですが、新型コロナ感染拡大防止で自粛のため、外出して新緑を楽しむこともできない方が多いことと思います。
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39県で緊急事態宣言解除へ

新型コロナ感染拡大防止のため、4月7日に発出された緊急事態宣言からすでに一ヶ月以上が経ちました。
不要不急の外出や3つの密(①密閉空間、②密集場所、③密接場面)を避けるなど、日本全体で国民すべての方が、感染拡大防止のための努力をしています。
ソーシャルディスタンス
とはいえ、「コロナ疲れ」と言われる言葉のように、私たちの生活に深刻な影響を及ぼしているのも事実です。
そして日本だけでなく、世界的にも経済に及ぼす影響は多大です。
しかしながら、医療従事者をはじめとした、すべての方の努力の甲斐もあって、徐々に新規感染者も減りつつあり、昨日14日には「緊急事態宣言」を、39県で解除することになりました。

出口が見えなかったこのコロナで、収束への光が見えつつあります。
決して油断してはいけませんが、明るいニュースが少しでも増えることは本当に喜ばしいことです!
このまま収束へ向けてもう少し頑張りましょう(^^)

コロナの先。共存の世界へ。

小野石材店では、一般社団法人 倫理研究所が発行する「職場の教養」を日々、一日一話朗読し、朝礼において活用しています。
(※職場の教養:倫理研究所が毎月発行している朝礼用の冊子。社会人としての行動指針や職場の人間関係、仕事のコツ、失敗への対処法、心の持ち方など幅広い話題を掲載。)
その中の一話、先日朝礼で読まれた「ハチクマの世界」をご紹介します。

自然界は弱肉強食の世界です。例えば鳥の中には、ひな鳥であっても、餌にありつくために、元気なひなが弱いひなを巣から落とすことがあります。しかし、ハチクマのひなは争うことがなく、親の与える餌を順番に食べます。また、親鳥たちも同様で、大きな蜂の巣の攻撃に成功した場合、仲間同士で争ったりせず、ほかのハチクマたちと共に巣の中の幼虫やサナギを食べるのです。
傷を負えば餌をとれなくなり、命に直結する厳しい世界にあって、共存の鳥だからこそ、ハチクマは餌にありつき生き延びることができます。<中略>自然のサイクルの中で、鳥や獣たちは様々な術を使って生きています。共に支え合うという一面に注目したいものです。

hachikuma

▲画像:ハチクマ(Wikipediaより)

これを読んだときに、いまコロナ危機の中にある私たちを重ねてしまいました。
東日本大震災のときもそうでしたが、こんなときだからこそ助け合う心を大事にしたいと思います。
思えば東日本大震災のさいに、未曾有の事態にも関わらず略奪も暴動も起きず、秩序正しく行動する日本人の姿に世界の称賛が向けられました。
石材店のポジションで言わせていただくと、以前からお墓参りの文化に代表される、「他者を思いやる気持ち」についてたびたびブログにて取り上げてきました。
(※詳しくはブログカテゴリー「墓石・お墓に関すること」をご覧ください)
こうした「思いやりの気持ち」が根底にある日本人だからこそ、こうした行動が取れるのではと思います。
このコロナもきっと乗り越えられるはずです。
そして経済はつながっています。
観光業や飲食業などは本当に厳しい現実が突きつけられています。
経済はつながっているからこそ、自分さえよければいいというものではありません。
いまだからこそ、助けられる人は助け、助けが必要な人は遠慮なく助けを求めることが大事だと思います。
誰かに優しい言葉をかけてあげるだけでも、救われる誰かがいるかもしれません。
私たち一人ひとりの力は小さいかもしれませんが、助け合う術を考えて、この厳しい局面を乗り越えていきましょう(^^)
小野石材店 石工職人
小野石材店 石工職人
小野石材店 石工職人
小野石材店では、今日も社員一丸となって頑張っております。

梶原造園さんとひな鳥のお話

偶然にも職場の教養でハチクマの話があった日のことです。(一昨日のこと)
小野石材店 石和展示場のエントランス横にある庭園の隅で、墓石設計士の野際が建物軒下の巣から落ちたと思われるひな鳥を見つけました。
なんとか助けてあげたいと思い、どうしたものかと悩んでいたところ…。
「ユニック(クレーン付きのトラック)使って、巣に戻しましょう。」
と、憎いほどの愛らしい笑顔で応えてくれたのが、たまたま庭園の手入れに来ていた梶原造園の梶原社長。
梶原造園と小野石材店

▲職人であり、梶原造園の代表でもある梶原京雅氏。

梶原造園と小野石材店
すぐにユニック車を持ってきてくれ、ひな鳥救助作戦に入ります。
梶原造園と小野石材店
梶原造園と小野石材店

▲保護したひな鳥

梶原造園と小野石材店
梶原造園と小野石材店
親鳥らしき鳥も心配そうな声で鳴いて見守ります。
梶原造園と小野石材店
クレーンを使い、みるみる巣に近づいていきます。
梶原造園と小野石材店
梶原造園と小野石材店
梶原造園と小野石材店
無事巣に戻すことが成功!
グッジョブです。良い笑顔!
梶原造園と小野石材店
作戦後、笑顔満面で写真撮影。
「男」だw
向かって左側が梶原造園の梶原京雅社長。
若いながら社長として梶原造園を牽引するやり手です(^^)
庭のお手入れなど、造園に関することはぜひご相談を!
[有限会社 梶原造園(山梨県甲府市堀之内町664) 電話:055-243-1414]
ひな鳥が無事に成長して羽ばたいてくれることを願います!
小さな出来事かもしれませんが、ハチクマの話があったその日に、こうして助け合うことができたことは、個人的にとてもほっこりしました。
こうしたほっこりした良い出来事が連鎖していけばいいなと思います。(^^)
梶原造園と小野石材店
梶原造園と小野石材店
梶原造園と小野石材店
梶原造園さんによって、綺麗になった小野石材店の庭園。
ご来店のさいはどうぞご覧になってください!
梶原造園と小野石材店
小野石材店では、みなさまが安心して墓石・仏壇をご覧いただけるよう、ご来店される方の手の消毒、マスク着用の徹底をお願いしています。
新型コロナ感染拡大防止対策 小野石材店
ご来店のさいは、社員のマスクの着用やお客さまとの距離をとるなど(ソーシャルディスタンス)、さまざまご不便をおかけいたしますが、お客さまが安心してご来店できる施策として、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

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