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小野石材店の年始広告(2019)はこうして作られた!金峰山で撮影された制作の裏側をちょこっとお話します。

あっという間に1月も終わりです。
もう一年の12分の1が過ぎてしまったことになりますね。(^_^;)
ちなみに1月は「睦月むつき」。
お正月に家族・親戚が集まってむつ(互いに親しみ合う、仲良くする)ことから「むつび月」が「睦月」になったことが由来だとか。(他にも稲の実を水に浸す月(実月)、元となる月、「もとつき」が「むつき」に転じたなど諸説あり)
みなさまもお正月には実家などで、家族・親戚が集まり新年をお祝いしたのではないでしょうか。
そんなお正月。
元日に山梨日日新聞の小野石材店 年始広告をご覧になった方も多いかと思います!!(^^)

夜明けの金峰山で撮影された、インパクト大の「五丈岩ごじょういわと富士山」の写真!

2019年始広告

▲ 2019年1月1日 山梨日日新聞に掲載された小野石材店年始広告

登山など好きな方は、ご存知の方も多いかと思いますが、金峰山とは、

山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599 mの山である。別名「甲州御岳山こうしゅうみたけさん」。
(山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶ。)
甲斐国内(山梨県)では富士山に次ぐ霊山として知られています。
修験道の開祖、役小角えんのおづぬによって奈良県吉野の金峰山から蔵王権現ざおうごんげん勧請かんじょうしたことに始まるとされ、山頂にそびえたつ五丈岩(高さ約15m)を本宮としています。
(Wikipediaや甲府市役所HPより引用)

敬い、調和する。

古来から、日本人は自然の山や石、木、海などに神が宿っていると信じ、信仰の対象としてきました。
特に巨大な石(岩)は、磐座いわくらとして神の御座所(ござしょ・おましどころ)とされています。
日本人は神代の頃から「石」に霊が宿ると考えてきました。
お墓が「石」であることも、霊魂の依り代として「石」の霊力を信じてきた日本人の文化・伝統からです。
「石」を扱う石材店として、こうしたご先祖様が大切にしてきた文化・伝統を守り、次世代に繋げていくことも私たちの大切な仕事です。
古来より私たちご先祖様が大切にしてきた「自然を敬い、調和する。」を、この広告でキャッチコピーとし、
ボディコピー(英文の箇所)で、「古来から、日本人は自然の山や石、木、海などに神が宿っていると信じ、信仰の対象としてきました。」を企業としてのメッセージとして、広告で発信しています。
このメッセージを伝える広告として、年始らしくお目出度い富士山の写真と、蔵王権現ざおうごんげんまつった五丈岩の写真でつくる広告が、今年の小野石材店の広告として社内で選ばれました!(^^)
私たち小野石材店の「文化・伝統を守り、繋げていきたい」という気持ちと、年始らしいお目出度い気持ちをみなさまと共有するには、最適の場所での撮影になったと思います!

夜明けの金峰山へ!富士山と五丈岩ごじょういわはこうして撮影された!

質問者の写真
オン・バサラ・クシャ・アランジャ・ウン・ソワカ!

解答者の写真
どうしたんですかっ!? 依田パイセン!
ついに、というかいよいよアレですか?

質問者の写真
大鯖おおさばくん…。
金剛蔵王権現真言こんごうざおうごんげんしんごんも知らないのか…。
蔵王権現ざおうごんげんとは、日本独自の山嶽仏教である修験道の本尊。
真言は「仏の真実の言葉、秘密の言葉」という意味で、唱えることで功徳・ご利益を享受できるといわれているんだ。

解答者の写真
そうなんですねー。さすが依田パイセンですね!(棒読み)
私の妻が、依田パイセンに似た人が女性連れで見かけた!というのを全力で「そんなはずはない。」と否定するほどいつも自信に溢れているその姿に感動すら覚えます!

質問者の写真
はっはっはっ。
それはそうだろう。私がプライベートで女性とご飯を食べに行くわけがないじゃないか。
いつ何時、誰の挑戦でも受けるがね!(絶賛花嫁さま募集中の意味!)

解答者の写真
その鍛えられたお姿は、ヨダマン!
筋肉部長と名高い、ムラタマンと並び、さすがは営業の筋肉マンとしてお客さまから絶大な信頼を得ているだけありますね!

質問者の写真
ムラタマンをお呼びかね?

解答者の写真
ムラタマン!!
いや、村田営業部長! 今日も相変わらずムッキムキですね。ナイスバルクです!

質問者の写真
私の鍛え上げられた肉体と、卓越したマネジメント能力、どんな相手でも心を開かせる巧みな話術と人柄はとりあえず置いておいて。

解答者の写真
あ、筋肉のことしか言ってませんけど…(汗)

質問者の写真
来年の小野石材店の年始広告の件だが、君の無駄に高い自慢のカメラを使って、蔵王権現が祀られている金峰山頂上の五丈岩に行って写真を撮ってきたまえ。
(※)会話は2018年11月のものです。

解答者の写真
なるほど!
それはいい考えですね。
私が真言を唱えてしまったのも、このことだったんですね。
蔵王権現がお導きくださいましたかw

解答者の写真
いや、お二人と違って私体力に自信がないので…(汗)

質問者の写真
待ちたまえ、オサワ・シノブさん!

解答者の写真
ちょっ、社長っ!! なぜ、その呼び名をっ!?

質問者の写真
ははは。
君がついに国内のネットショップに飽き足らず、海外のカメラショップにまで手を付けたことはお見通しだよ。
ローマ字で名前を記入したところ、勝手にブラウザに日本語に変換されて「オサワ・シノブ」となったそうだね。
一人で「オオサワだよっ!」とパソコンに向かってツッコミを入れたそうじゃないか。
しかも漢字は「小澤(こざわ)」となっていて、また「オオサワだよ!」とツッコミを入れたそうだね。
人に見られたら危ない人だから気をつけたほうがいいw
海外に注文したアレが役に立つチャンスだよ。
奥さんを見返してあげたらいいよ。


スクリーンショット 2018-11-22 19.19.37
キャプチャ

解答者の写真
喜んで行かせていただきまーす!!!!(妻には内緒でお願いしまーす!(心の叫び))

舞台は11月中旬の金峰山にて

夜中の1時に自宅を出発して、県境の大弛峠おおだるみとうげへ。

瑞牆山からのルートも人気なのですが、目的は頂上での撮影ですので、最短距離の大弛峠おおだるみとうげから一人で登山を開始しました。
大弛峠おおだるみとうげについたのは夜中の3時前。
周囲は真っ暗です。
ヘッドライトだけを頼りに、山道を金峰山頂上に向かって歩きます。
途中の朝日岳という場所で、あまりの星空の綺麗さに立ち止まって写真を撮影。(※画像をクリックすると大きい画像でより綺麗な写真を見ることができます。)
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
ここにたどり着くまでは、「おばけ出たらどうしよう」とビビりながら登山していた私でしたが、この景色には絶句。
この時間じゃないと見れない素晴らしい景色でした!
そうこうしているうちに、夜が明けてきて、大急ぎで金峰山頂上へ。
夜明けを逃してしまったら大変です(汗)
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
なんとかギリギリセーフで頂上へ。
夜明けの地平線が美しい…。
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
富士山もくっきり。
夜明け前の淡い光に映し出される五丈岩の荘厳さといったら…。
言葉にあらわせない光景です。
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
そして夜明け。
もう気分は一足先に初日の出。
素晴らしい景色が広がります。
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
夜明けの赤い光に照らされる五丈岩。
もはや神々しいです。。。

まるで海外で撮影されたかのような迫力のある一枚に!

金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
こうして年始広告の写真は撮影されました。
なにかのご加護があるような、荘厳な一枚が撮れたと思います。
このときの感動と蔵王権現のご加護を、広告を見たみなさまに少しでも伝われば何よりです!!(^^)

金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
普段サバ缶ばかり食べていると思われがちな私ですが。
山登りのようなエネルギーを使うときは、ちょっと甘いパンをご馳走として持っていきますw
おそらくこの記事を見た小野石材店の社員は驚くと思うのですが。
こんなときサバ缶でなく、フレンチトーストを食しますw

しかし。
このときの温度はマイナス8度以下!(夜明け後、登ってきた方に聞いたら、道路の温度計がマイナス8度だったそうです。)
頂上は風も吹いていて、おそらく体感温度はそれ以上のマイナス。
冬でも半袖男として社内では有名な私も、さすがに寒さに震えました!
ご馳走にと購入したフレンチトーストがカチカチ。
なんの味もしませんw
おにぎりも冷凍庫に入れたものを食べているようで、体が温まるどころか凍える一方…。
寒いので風を受けないよう岩陰にひそんで朝食をとっていました。。。
さらに喉が乾いたので、水を飲もうとしたら水がシャーベット状にっ!!
「余計に冷えるよっ!」
と大声で一人ツッコミしたとき、意外と近くに登山者がいて恥ずかしかったのは秘密ですw
想像以上に過酷な登山となりましたが(笑)、写真を見ていただけるとおり、その代わりに素晴らしい景色を見ることができました(^^)
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
もう寒くていられないので、撮影したら早々に撤収しました(笑)
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
振り返ると、五丈岩もあんなに遠くに。
金峰山で年始広告の撮影[小野石材店]
星空を撮影した朝日岳にて。
ここも絶景でした。
こうした苦労を経て、年始にこの景色を広告としてみなさまにお届けすることができました。
インパクトが強い写真でしたので、見た方からは「日本じゃないと思った」などと感想をいただきました(^^)
多くの方に感動と今年一年のご加護をお届けできればなによりです!
それでは、オン・バサラ・クシャ・アランジャ・ウン・ソワカ(笑)

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